後ろ髪

そうだった 

そうだった

火曜定休だったって気づく前に

石川県は小松の清ちゃん

閉店したんだった

餃子でもなく

小松のソウルフードと呼ばれる塩焼きそばでもなく

あの

小気味良すぎる

炒飯を炒める時のお玉を中華鍋に当て込む音を聞きに来たのに

コンコンカカンカコンコンカカンカ

カンコンカンコン

カン　カカンカ　カンコンコン

こうやって言葉に並べても伝わらないが

何のビートにも当てはまらないが

毎回同じ法則で仕上がるまで繰り返されるクセになるリズム

もう１度聞きたかったな

という気持ちを持ちながら

弟の方の

勝っちゃんに

んで

やはり気持ちを引きずっているので

ビートはないものの

そもそも厨房は見えないが

炒飯

んで

ここに来たならば

みなやはり焼きであろうが

ここは水で

と言うかおっかさんが

うちの水餃子美味しいのよって言うもんだから

そういう声には乗っかるんだよね

んで

この酢味噌だれで食べると

さらに美味しいのよって言うもんで

さらに乗っかるんだよね

んで

やはり

小松のソウルフード

んで

何度も食べているが

塩焼きそば自体

あっさりしていてんまいのであるが

どこの土地にもある

ソウルフードって

地元じゃない人が１番盛り上がっていて

そこの人はそれほどまででもない事多いよね

あっこれけっして

も文句とかそう言う事ではなく

フクイのソースカツ丼もそうだよね

どこもみんなって

だけの話ね

それにしても

あのビートもう１度

何だったら音源あるなら欲しいわ