「これからも俺がブラザーと呼び続ける男、KEITH ELAM、そして伝説的なグループ:GANG STARRのGURUとして知られる男の訃報を聞いたあの日は、とても悲しい日だった。1988年から2004年まで、俺たちはいくつもの成功を経験したことによって、それぞれの活動を拡大することが出来た。そして、お互いに「クリエイティヴな空間/期間」(GURUがこう呼んでいた)を持たせていたんだ。機が熟し、7枚目のアルバム制作の準備に入るそのときまで。だが、非常に悲しいことに、俺たちはもうその日を見ることはない。
病床のGURUが書いたとされる手紙の中で、彼が俺のことを非難しているということについてコメントを求められてきた。でも俺が言いたいのは、俺たちが過ごしてきた時間はとても美しいものだったということだけだ。俺たちは共にHIP HOPの遺産となる作品を創り続けてきた。その歴史は誰も塗り替えることが出来ないし、GURUに対する俺の愛情を誰も奪い去ることは出来ない。そして俺は、今後もGURUの実生活を取り沙汰して騒ぐ様なことだけは絶対にしない。
俺はGURUの人生を讃え、彼との思い出を尊びたい。そしてこれからも彼の家族とともにGURUの早すぎた死を嘆き悲しむだろう。俺はGANG STARR FOUNDATIONの仲間のことも、俺が加入する前のGANG STARRのオリジナル・メンバーのことも忘れない。俺たちはみんな仲間なんだ。GANG STARRとして一緒に作り上げてきたものは全て、これからもずっと大事にする。GURUが部屋に入ってくるときに聞こえる、あの印象的なモノトーン・ヴォイスがもう聞けないと思うと寂しい。だが、音楽がいつだってあの声を俺に思い出させてくれる。彼のライムとフロウはとんでもなく素晴らしいものだった。俺の心と魂からあいつがいなくなるなんてことは決してない。「ストリートの聴衆の反応から満足を得た」GURUよ安らかに眠ってくれ。愛してるぜ、GOO。
0 件のコメント:
コメントを投稿