2020年3月7日土曜日

DRAGONの歴史


昨日
SQUAL ホームページで
ゴーグルクロスを紹介する際に使用した
ゴーグルが予想以上にいじょうに反響となったので
アレってアレですよねという往年の方から
アレって何すか?というフレッシュな方まで
様々なメッセージ頂きました
ので
まずはズバリ
アレは FOIL というモデルで
れっきとした DRAGON の正式なモデルです
限定でも
特別モデルでもなく
ノーマルのラインナップです
とはいえ
今から15〜20年くらい前のモデルで
しかもフレッシュなみなさんが知らないのはもちろんである
なぜなら通常ゴーグルは1度ラインナップされれば
相当の年数カラーチェンジを繰り返し存在するものであるが
この FOIL 
ほんの数シーズンで姿を消したのである
オレの記憶が確かなら
ほんの2シーズンぐらいだったはず

その当時
別名プレデターとも呼ばれたこのゴーグル
こうしてこの角度で見るとそう悪くないんじゃないと見えたりも
多少ノーズのとんがりがエグめのような気もしますが
それでも
DRAGON の人気のスタンダードなモデルを継承する
ノーズの形状
細かく見ていきましょう
世の中のバブリーな影響
(経済のバブル時代は完全に終息していましたが)
なんかこうゴージャスな装飾時代に乗ってか
サイドにも複雑なひとひねり
そして
極め付けはヘッド部分
機能性をとか言いながら複雑に加工された
お姫様が頭にのせるような装飾にエアダクトを設けて
そこにシルバーで DRAGON マーク

うーむ
結論から言いますと
スノーボーダーを含めたヨコノリというか
ストリートカルチャーを継承するすべての者は
アナログにシンプルなオーセンティックスタイルが好みなのです
そんないろんなゴテゴテした装飾をまとい
さらに全体のフォルムはというと
実に丸っこいのです
ノーズがとんがりきっているにも関わらずコロンとしているのです
そう極め付けとして
ストリートカルチャーを継承する者は
キャワいいを受け付けないのです

まあ
作り手もそんな意味合いで世に送り出したのではないと思いますが
そんなわけで
ディすったわけではなく
定番がド定番になればなるほど
そこから脱却して新たな定番を生み出すのはそう容易い事ではなく
どの世界でもそこが1番難しいところ

そんなわけで FOIL は
今も輝き続けるDRAGON の歴史的通過点となった

うん
また倉庫から掘り出した
歴史の通過点を紹介してみます

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