カラッといい天気だったもんで
そんな工業団地の中の工場に用事ではなく
普通に足を運ばない場所に佇む
コチラに
工業団地に1件屋で
三角屋根で佇むこの風貌
しかも看板ナシ
ここに迷い込む者は
と言うか
ここに来る者のほとんどの目的が
オムライスとカレー
と言うのも
ここのおやっさん
某有名な1流ホテルのシェフを務めてきた人だから
その人が作る洋食は庶民的メニューでも一味違うって
どこの街にもある筋書きだけど
だからってそこをつついてるわけではなく
確かに以前来た時ははそうだったし
んで
今回は
あっと思ったわけだ
だからこそその洋食屋にある
突き抜けたメニューこそが
おやっさんの真髄と思い
タンシチューをオーダー
したらば
「えっタンシチューにするの
みんなフワフワですねってオムライスとかだよ」
ってやや困惑顔のおやっさん
「でもタンシチューがいいっすね」
「作ってあげなよ」
ってばおばさんの背中一押しのおかげもあり
「あっそうなんだね 今日仕込んであるからいいけど少し時間かかるよ」
そう思ったのも
このメニューである
カツカレー700円にして
ビーフカレー950円
これって
やはりホテル時代からの流れで
牛肉仕込むのに自信があっての事
タン今日は仕込んであるからって言ってたしな
うむうむ
と思ってメニューを眺めていたら
ん
カツカレー700円
野菜カレー750円
んんん
んでメニュー見て
他にこれが気になってたんでしょ
他のページにも登場してるコレ
横にでっかい鳥いるんだよね
まあそこはそんなにひっかからないでもいいんだよね
ザ・シェフというんまいドレッシングで
やはり生野菜はドレッシングありきだなと
再認識し
タンが
タンがこれタンなのか
なんかんまい汁にコーティングされた和紙じゃないのか
ってぐあい
昼から赤ワインいきそうなのをぐっとこらえ
「前から気になってたんすけど
マーシンってお店の名前どう言った由来で」
「ここ工業団地だろ だからだよ」
ん
「工場いっぱいあるでしょ」
今回はおばさんの助けの手もイマイチ届ききらず
「えっ」
「工場に囲まれてるって事はたくさんの機械に囲まれてるって事だから」
おっ マシーン
これ以上の追求は
うんナイスです
んでこれが厳密に言うとな看板
鯖江市当田町13−1−1
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