2021年8月12日木曜日

モザイクかけないとでしょ


相変わらず 
忙しすぎる
工房にて
その中の
1レーンを提供して頂き
白のTシャツを丁寧に敷き詰めていってもらう
左のレーンね
んで
そのボディに
ベースとなるグレーを
濃淡を変えてポイントを少しずらし
2回擦る
そして仕上がったグレーベースの上に
黒を
ポイントずらして刷る
んで
仕上がりが
こんな感じ
黒ボディに
同じように刷り上げると
こんな感じ
えっ
画像がピンボケって
いえいえTシャツのまわりを見てみてください
バッチリピントきてるでしょ
そうなのです
念願のモザイクをかけたようなロゴプリントの完成なのです
このプリント完成まで
どれだけ試作しただろうか
版を作っては刷り
版を作り直しては刷り
シルク職人さんと頭を抱えながら試作を繰り返してきました

お気づきかもしれませんが
フルカラープリントの機械でやればすんなり表現できるのですが
そこはやはり手刷りでモザイクを表現したいって意地と挑戦のぶつかりあいにて

そして仕上がったのが
このモザイク
つまりは
青ボディだとこうなる
まずはベースにグレーをのせて
そのグレーのベースの上に
ほんのり優しいグレーを少しずらしてのせ
完成したベースの上に
さらに少しずらして
イエローをのせると
こうなるわけだ
そもそもの出発点は
今から遡る事
20年ほど前のある日
店頭での会話から始まった
「SQUAL オリジルナルロゴT作ろっか」
「なんかどノーマルのシンプルなやつって結局たまにはいいよね」
「あっそれ着てイベントなんかでみんなで着ての記念撮影とかで
 おれの胸元だけモザイクかかってるっておもろいね」
ってわけでオリジナルロゴとそのオリジナルロゴにモザイクかかってるやつ作ろっか
ってそんな会話してたもののなんだかんだで作らなかったんだよね
今となればオリジナルロゴT作って
いとも簡単に
そうもう無料アプリとかなんかで
いとも簡単に
画像にモザイク加工できると思うんだけど
そこはやはり
ちゃんとモザイクのTシャツを
しかも
ボタン一つあとは機械まかせな
フルカラーで何でも表現してくれるマシンではなく
手刷りでとことん向かい合ってくれた
AND FACTORY に感謝 https://and-factory.com )
ここでひとつ
ご存じのとおり
SQUAL という名のショップは25年という歴史に幕をひきました
が 
SQUAL という名のプライベート・ブランドとして
不定期にお目にかかりたいと思います
その産声として
SQUAL (R.I.P.) のオリジナルロゴは今後使用しないという事で
そのロゴにモザイクをかけて登場です

ではそんなブツが今どこで手に
まあ何らかでご連絡ください

ちなみにネクストステージ
進んでおります
また報告します



0 件のコメント: